9月7日(火) 火の君文化センター学習室1
ホームスタートビジター養成講座もいよいよ実際の訪問に行くために必要な知識を学び始めました。 第2日目の講座は講師に熊本学園大学 准教授 出川聖尚子(りさこ)先生をお迎えして 「家族とは何か、親とは何か」…価値観と多様性 「子どもへの理解」…子どもの発達、子どもの障害、子どもの人権、子どもへの関わり方 について午前、午後にわたり教えていただきました。代表の隈部が熊日の新聞記事を読みいきなり電話をして面識も無いまま講演の依頼をしたにもかかわらず、ホームスタートの意義を理解していただき快く引き受けていただきました。本当にありがとうございました。 家庭とは・・・@衣食住の基本的欲求を満たす場 A安心と安全が確保される場 B愛情や所属を満たす場 この3本柱が揃ってほかのことへ進める! 子どもが望ましい行動をとるための援助(もっと早く知りたかった!!) ・あまり多くを期待しない ・ほめる・注目する ・よくない行動には注目しない ・大人がよい手本になる ・大人の配慮で怒らなくてすむ環境 ・ルールを決め繰り返し伝える ・子どもに行為の結果を引き受けさせる 難しいようですがすべて大人側の配慮で子どもは変わるようです。 先生にも3歳の子どもさんがあり親の目線、母親の目線と保育に携わる専門家の意見を判りやすく教えていただきました。受講中の参加者も子育て中の人も多く、ビジターになるためと思って受講したけれど自分の子育てのためにいろいろアドバイスしてもらったようで本当に受講してよかったと言われていました。 いろんな家庭がありいろんな価値観がある。どれが正しいわけでもなく間違いでもない。自分たちが一番居心地のいい家庭であればいい。けれど、子育ての悩みや不安は誰も同じようなことを感じている。人が人として子育てをしていれば自然とそうなるのかもしれません。肩肘張らず自然体で自分らしい子育てができるようにそっと寄り添えるような支援ができたら良いなと思いました。
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