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2010/10/1   地域で安心して子育てができるまちづくり研修会

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10月1日(金)
崇城大学市民ホール 大会議室

熊本市 子育て支援課が薦める「こんにちは赤ちゃん事業」「子育て支援ネットワーク」についての活動発表と各校区の情報交換のグループワークがありました。城南総合支所の東優香保健師とポトフから隈部、中野、吉岡が参加してきました。

こんにちは赤ちゃん事業を昨年から取り入れている地域は今まで子育てサークルや地域の行事に参加したことの無かった人たちが多く参加してくれるようになりサークルも活性化され孤立化している人たちに効果があると発表されていました。始める前はたくさんの不安を持っていた人も何度か訪問するようになると話をしたり赤ちゃんと接することが楽しくてやりがいを感じるとのことです。
多くの地域では主任児童委員が中心となり研修を受けた民生児童委員が訪問活動を行っているそうです。社会福祉協議会の民生委員が主催する子育てサークルも毎月1回ほど行われていて、そこへ誘って地域の輪を広げることが理想的だとの話でした。

校区ごとにやりかたや取り組みの具合もさまざまで全員一丸となって子育て支援事業に力を入れているところもあればまだまだほかの仕事が多く(高齢者の問題)そっちまで手が回らないと取り入れる予定も無いところもありました。
まだまだ始まったばかりの政策なので無理も無いことだと思います。これから徐々に全国どの地域でも受けられるようなっていけば孤立する人も少なくなると思います。

城南町は訪問事業ではとても優れていて以前から保健師による2ヶ月児訪問を全戸訪問を実施していて熊本県の調査でほかの平均が40%台だったときに95%の訪問をしていたので素晴らしいと思います!!それに加えて、要保護家庭ではないけれど見守りが必要な気になる家庭、孤立している家庭にホームスタートを利用しもっと充実した支援をしたいと保健師さんやポトフが頑張っています!!
多くの家庭に何度も訪問するのは大変なことだけれどその支援を必要とされている方はたくさんいらっしゃいます。けして見逃してはいけないことです。都会に行けばいくほど地域との関わりも薄くなり転入、転出が頻繁で誰とも心を通わせて話をしない人が増えています。そんなさびしい思いをする人がひとりでも少なくなるように地域との橋渡しをする役目が必要になってくると思います。